cytoのメモ帳

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JAL国内線B787-8 クラスJ搭乗記 (JL0312 福岡-羽田)

JAL国内線にB787-8がデビューして以来初めて搭乗することができました.

現在,羽田-福岡線では新機材のA350-900が投入され主要機材として運行されています.一方で,B787-8は当路線では毎日2往復のみの運行になります.JALは以前より国際線機材としては積極的にB787を導入していましたが,国内線への就航は2019年10月27日の羽田-伊丹線とここ最近の出来事です.羽田-福岡線へは12月20日より就航しました.

今回の国内線B787-8は国内線A350-900と同様にファーストクラス,クラスJ,普通席の全クラスで個人用モニター,電源コンセント,充電用USB端子を完備し,機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」を無料で提供する最新鋭の機材になります.

 

 JL0312 福岡-羽田 B787-8 クラスJ

出発は福岡空港.保安検査通過後の搭乗ゲート前待合所からは搭乗するB787-8が見えました.主翼の絶妙な曲線形,(この写真からは見えませんが)エンジン後部のエンジンカバーのギザギザがB787には特徴的です.機体に比してエンジン自体も大きく感じられます.

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 B787-8 クラスJの座席は2-3-2列の配置で,普通席と比べて全体的にゆとりがあり広めです.シート色はJALを連想させる赤(えんじ色)と黒で構成されており,高級感のある内装です.各シート前方には個人用モニターが設置されており,飛行中のエンターテイメントはタッチパネルで操作することができます.座席の左(あるいは右)の手の届く範囲に読書灯も完備.

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座席は16Kで最前列.前方の空間が広く取られ,足元は非常にゆったりです.

11.6インチの個人用モニターを備え,タッチパネルになっています.ただし,空間が広い分タッチパネルには届きません(もちろん座席にコントローラーが付属しているので問題なし).

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場所としては,エンジンより少し前方になります.

窓からは,後方にぐっと振り返る姿勢にすればエンジンと右主翼が視界に入ります.B787に特徴的なエンジンカバーのギザギザも見えます.個人的にはエンジン音を楽しむのも趣味の一つなので良い座席です.

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安全のしおりB787-8バージョン.まだまだきれい.シルバーをベースとした配色.

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エンジン音は静かな部類で快適な機内環境です.実は加湿機能も作動しているようで,適度な湿度が維持されています.

飛行中は,窓から果てしなく広がる雲のじゅうたんを眺めることができました.

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ところで,B787の窓ですが,電子ブラインドを搭載しています(これはB787に特徴的,最新鋭のA350には未搭載).窓の下にあるスイッチで5段階に遮光の度合いを調節できます.下に設定するにつれて段階的に青みが増していき,ブラインドとしての役割を果たします.実際に色が変わるまでにタイムラグがあるのは注意.

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飲み物サービスでは,お馴染みのコンソメスープをオーダー.

テーブルは座席横から引き出すタイプで,大きめのPCであっても作業しやすい大きさが確保されています.15インチのMacBook Proでも大丈夫な作業空間でした.

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着陸に向けた降下時には,羽田空港のD滑走路が見えました.

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羽田空港(正式名称は東京国際空港)に到着.

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ボーディングブリッジを渡り羽田空港第1旅客ターミナル制限エリア内から撮影.

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 快適な空の旅でした.B787も良い機材だと思います.